モロッコ‐じけん【モロッコ事件】
モロッコの支配をめぐって起こったフランスとドイツの2回にわたる紛争。第一次は1905年、フランスのモロッコ進出に反対するドイツが、軍隊をタンジールに上陸させた事件(タンジール事件)。第二次は19...
やおら
[副] 1 ゆっくりと動作を起こすさま。おもむろに。「—立ち上がる」 2 静かに。そっと。「姫君、御硯(すずり)を—引き寄せて」〈源・橋姫〉 [補説]1について、文化庁が発表した「国語に関する世...
やく‐ぶそく【役不足】
[名・形動] 1 俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。 2 力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。「そのポストでは—な(の)感がある」 [補説]文化庁が発表した「国語に関...
やくぶつ‐いそん【薬物依存】
麻薬・覚醒剤やアルコールなどの連用の結果、その薬物なしには平常の状態を保持できなくなること。嗜癖(しへき)を生じて習慣となり、やめることができない精神的依存と、増量しないと効き目が出なくなる耐性...
やはり【矢張り】
[副] 1 以前と、また他と比べて違いがないさま。やっぱり。「あなたは今も—あの店へ行きますか」「父も—教師をしていた」 2 予測したとおりになるさま。案の定。やっぱり。「彼は—来なかった」 3...
やぶ‐へび【藪蛇】
《「藪をつついて蛇を出す」から》よけいなことをして、かえって自分にとって悪い結果を招くこと。「文句がとんだ—になる」
やました‐どうじん【山下洞人】
昭和43年(1968)に、沖縄県那覇市山下町の洞窟遺跡で発見された化石人骨。女児の大腿骨(だいたいこつ)・腓骨(ひこつ)・脛骨(けいこつ)とともに、鹿の骨を加工した骨角器が出土。放射性炭素年代測...
ゆう‐ぐ【憂惧/憂虞】
[名](スル)心配し恐れること。憂懼(ゆうく)。「傾向を—した結果であるとも」〈寒村・寒村自伝〉
ゆうしゅう‐の‐び【有終の美】
物事をやりとおし、最後をりっぱにしあげること。結果がりっぱであること。「—を飾る」 [補説]「優秀の美」と書くのは誤り。
ゆう‐ど【裕度】
規定値と試験結果との差のうち、許容できる範囲。「耐震—」「安全—」