ね‐まき【根巻(き)】
移植する木の根をむしろや縄で包むこと。植え傷みを防ぐために行う。
ねり‐そ【練り麻】
木の枝、または、つる草などをねじって縄の代わりとしたもの。薪などを束ねるときに用いる。「かの丘に萩刈るをのこ縄をなみねるや—の砕けてぞ思ふ」〈拾遺・恋三〉
のぐち‐げら【野口啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約30センチ。全体に赤っぽい褐色で、雄は頭上が赤色。沖縄本島北部の森林にのみ生息し、数も少なく絶滅に瀕している。特別天然記念物。
の‐ぼたん【野牡丹】
ノボタン科の常緑低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。全体に毛があり、葉は卵形で、縦に走る葉脈が目立ち、対生する。夏、淡紫色の5弁花を開く。実はザクロのように裂開し、食べられる。沖縄・中国南部な...
のり‐くち【乗り口】
馬の引き方で、鐙(あぶみ)の所に下がって差縄(さしなわ)を取って引くこと。「あるは—にひかせ、あるは諸口(もろくち)にひかせ」〈平家・九〉
はあ‐りい【爬竜】
《多く「ハーリー」と書く》沖縄各地の港町で旧暦5月4日に行われる競漕(きょうそう)。細長い舟にこぎ手が10〜20名乗り込み、速さを競うもの。はあれえ。
はいさい
[感]沖縄方言で、時間帯に関係なく用いる軽いあいさつの語。やあ。こんにちは。 [補説]女性語では「はいたい」。
はえ‐なわ【延縄】
1本の幹縄(みきなわ)に、釣り針を先端に付けた枝縄、浮子(あば)を付けた浮け縄を間隔を置いて結び付けた漁具。走る船から繰り出し、一時に広範囲の魚を捕る。マグロ・タラなどの漁に用い、浮き延縄と底延...
はえなわ‐ぎょせん【延縄漁船】
延縄漁を専門に行う漁船。近海延縄漁船と、大型の遠洋延縄漁船とがある。
はえなわ‐りょう【延縄漁】
延縄を用いた漁。マグロやタラを漁獲する海洋での漁以外に、ウナギやコイをねらった河川での漁もある。