こそでそがあざみのいろぬい【小袖曽我薊色縫】
歌舞伎狂言。世話物。7幕。河竹黙阿弥作。安政6年(1859)江戸市村座初演。極楽寺の僧清心(せいしん)と遊女十六夜(いざよい)が心中に失敗し、やがて悪の道に踏み込む話。別名題「花街模様薊色縫(さ...
さい‐ほう【裁縫】
[名](スル)布地を裁って衣服などに縫いあげること。針仕事。お針。「—箱」
しらぬい【白縫】
[枕]地名「筑紫(つくし)」にかかる。「—筑紫の国に泣く子なす」〈万・七九四〉 [補説]上代特殊仮名遣いが異なるので「不知火(しらぬひ)」とは別。
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
ひし‐ぬい【菱縫】
1 兜(かぶと)の錏(しころ)、鎧(よろい)の袖・草摺(くさずり)などの裾板に、赤革のひもや赤糸の組ひもでX形に綴じた飾り。ひしとじ。 2 「菱縫の板」の略。
び‐ほう【弥縫】
[名](スル)失敗や欠点を一時的にとりつくろうこと。「彼の生活はもう…—することも出来ない程あまりに四離滅裂だったのだ」〈梶井・瀬山の話〉
ほう【縫】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]ぬう 1 ぬう。「縫合・縫製/裁縫・弥縫(びほう)」 2 縫い目。「天衣無縫」 [名のり]ぬい
よこ‐ぬい【横縫】
1 兜(かぶと)の鉢付けの板を鉢にとじつけた革ひも、または糸。 2 鎧(よろい)の胴と草摺(くさずり)とを縫い合わせた革ひも、または糸。