とお‐もん【遠文】
間隔をおいて散らした文様。また、その織物や染め物。⇔繁文(しげもん)。
とっ‐こ【独鈷/独古/独股】
《「どっこ」とも》 1 密教で用いる法具、金剛杵(こんごうしょ)の一種。鉄製または銅製で、両端がとがった短い棒状のもの。独鈷杵(とっこしょ)。とこ。 2 縦に1に模した形を連ねて、縞状に織り出し...
トパティ【Tohpati】
インドネシア南部、バリ島南部の村。デンパサールの北東郊に位置する。バティックやイカットなどの織物工房が多く集まっている。
とび‐ざや【飛び紗綾】
紗綾(さや)の一種で地が厚く、飛び飛びに花模様のある織物。
とび‐はちじょう【鳶八丈】
《もと八丈島で産したところから》鳶色の地に、黄または黒の格子縞のある絹織物。無地のものもある。鳶紬(とびつむぎ)。
とび‐もん【飛(び)紋】
単純で同一の模様をとびとびに散らして織り込んだ模様。また、その織物。飛び模様。
トブラルコ【tobralco】
平織りと斜子(ななこ)との混合組織になっている綿織物。無地・縞物があり、夏の婦人・子供服、シャツなどに用いる。
トラケパケ【Tlaquepaque】
メキシコ中西部、ハリスコ州の都市。グアダラハラの南東郊に位置する。陶器・ガラス製品・織物などの特産品が有名なほか、マリアッチゆかりの地としても知られる。
とり‐だすき【鳥襷】
綾(あや)や浮き織物の織り文様の一。花菱(はなびし)を中心に、図案化された尾長鳥が2羽ずつ相対し、輪違いに連なっている文様。指貫(さしぬき)や屏風(びょうぶ)の裏などに用いられる。
トリャブナ【Tryavna/Трявна】
ブルガリア中部の町。バルカン山脈北麓、トリャブナ川沿いに位置する。オスマン帝国時代に織物業で発展し、木工芸やイコン製作が盛ん。民族復興様式の建造物が多いことで知られる。13世紀の大天使ミハイル教...