はちおうじ【八王子】
東京都南西部の市。もと甲州街道の宿場町。絹織物の機業・集散地として発達し、桑都(そうと)と呼ばれた。現在は精密機器などの工業も盛ん。大学が多く、住宅地。高尾山や滝山城跡がある。人口58.0万(2...
はちおうじ‐おり【八王子織】
東京都八王子市付近で産する織物の総称。糸織り・節糸織り・銘仙・紬(つむぎ)・御召し・黒八丈・袴地(はかまじ)などがある。
はちじょう‐ぎぬ【八丈絹】
1 八丈島で織られる、多く平織りの絹織物。島内産の植物染料で、黄・鳶(とび)・黒などに絹糸を染めたもの。また、各地に産する類似の織物。黄八丈・鳶八丈・黒八丈など。 2 1匹の長さが8丈(約24メ...
はちす‐おり【蜂巣織(り)】
織物の表面に細かいひし形または方形の凹凸を作る織り方。また、その織物。枡(ます)織り。
はったん‐おり【八端織(り)/八反織(り)】
《1反が普通の絽(ろ)の8反の重さに相当するところからいう》練り糸を用いて、縦・横に褐色と黄色の縞模様を表した厚地の絹織物。丹前や布団地などに用いる。綾糸織り。
はったん‐がけ【八端掛/八反掛】
《1反の値が紬(つむぎ)の8反分に相当するところからの名という》 1 八丈島産の絹織物。絹の合わせ糸をよって織った上質の綾織り。 2 仙台産の上質の絹織物。
ハニカム‐ウィーブ【honeycomb weave】
蜂の巣のような升目形にくぼんだ織物。蜂の巣織り。
は‐ぶたえ【羽二重】
縦糸・横糸に良質の撚(よ)りのない生糸を用いて、多く平織りとした後(あと)練りの絹織物。肌触りがよく、つやがある。礼服や羽織・羽織裏・胴裏地などに用いる。
はぶたえ‐じま【羽二重縞】
ガス糸に絹糸をまぜて織った縞織物。
はまきた【浜北】
静岡県西部にあった市、また、浜松市の区。メロンなどの栽培や織物業・機械工業が盛んだった。北部の根堅(ねがた)遺跡から人骨片が出土。昭和38(1963)年市制施行。平成17(2005)年に浜松市に...