かえし‐うた【返し歌】
1 贈られた歌に答えて詠む歌。返しの歌。返歌(へんか)。かえし。⇔懸け歌。 2 長歌に添えた短歌。反歌(はんか)。 3 神楽歌(かぐらうた)や東遊(あずまあそ)びで、歌を二段に分けて歌うとき、前...
かかり‐げいこ【掛(か)り稽古】
1 剣道の練習法の一。上位の者を相手に何度も繰り返し打ち込むこと。 2 柔道の練習法の一。同一の技を連続して掛けること。捨て稽古。ぶつかり稽古。
かが‐ぞめ【加賀染】
1 加賀絹を染める方法。また、その染め物。梅染めを何度も繰り返した黒梅染や、加賀友禅など。加賀兼法(かがけんぽう)。 2 染め色の名。黄みを帯びた赤色。
かき‐くど・く【掻き口説く】
[動カ五(四)]自分の心境を訴えたり、相手を説得したりするため、くどくどと繰り返し述べたてる。「子に先立たれた老いの身を—・く」
かくう‐じゅんかんとりひき【架空循環取引】
企業が売上高の水増しを図るための不正な取引。実際の商品は存在せず書類だけで行われるもので、ある会社の販売した架空の商品が複数の会社に転売され、元の会社に戻る形をとる。元の会社はこの操作を繰り返し...
かくさ◦う【隠さふ】
[連語]《動詞「かく(隠)す」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》隠しつづける。繰り返し隠す。「沖つ藻を—◦ふ波の五百重波(いほへなみ)千重にしくしく恋ひわたるかも」〈万・二四三七〉
かくぶんれつ‐せいせいぶつ【核分裂生成物】
核分裂の過程で生成される核種の総称。最初の分裂で生じる核種を核分裂片という。放射能をもつ放射性核種が多く、β崩壊をはじめとする放射性崩壊を繰り返し、やがて安定した核種になる。
かけ‐なわ【掛(け)縄】
1 馬の口につける縄。〈和名抄〉 2 鳴子(なるこ)を引き鳴らす縄。「時しあれば田子の—永き日もなほいとなくや早苗取るらん」〈夫木・七〉 3 つるべを引き上げる縄。つるべなわ。「つるべの—繰り返...
かさな・る【重なる】
[動ラ五(四)] 1 ある物の上に、さらにそれと同類の物が載る。幾重にも層をなす。「人が—・って倒れる」 2 ある物事に、さらにそれと同類の物事が加わる。 ㋐同じ事が繰り返し起こる。たびかさなる...
かさね‐へんじ【重ね返事】
「はいはい」のように同じ言葉を繰り返した返事。