おう【枉】
[音]オウ(ワウ)(呉)(漢) [訓]まがる まげる 1 道理をむりにまげる。「枉法」 2 寄り道をする。「枉駕(おうが)」 3 無実の罪。「冤枉(えんおう)」
おうぎ‐ばら【扇腹】
江戸時代、武士の刑罰の一。切腹と斬罪(ざんざい)の中間の重さのもので、罰を受ける者が、短刀の代わりに三方(さんぼう)に載せた扇を取って礼をするのを合図に介錯人が刀でその首を切る。扇子腹(せんすばら)。
おうごんをだいてとべ【黄金を抱いて翔べ】
高村薫の長編犯罪小説。平成2年(1990)、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞し出版された、著者のデビュー作。平成24年(2012)井筒和幸監督により映画化。
おうしゅう‐けいじけいさつきこう【欧州刑事警察機構】
《The European Police Office》欧州連合(EU)の法執行機関。テロ、違法薬物の取引、その他の組織犯罪の防止を目的として、EU加盟国の警察機関に対して情報の提供・分析、専門...
おうほうけい‐しゅぎ【応報刑主義】
刑罰の本質は犯罪に対する応報であるとする考え方。応報刑論。→教育刑主義 →目的刑主義
おうほうてき‐しほう【応報的司法】
《retributive justice》犯罪を、国家に対する違反行為と捉え、司法を、国と加害者の対立関係において刑罰を決定するものと理解する考え方。→修復的司法
オウムしんりきょうはんざいひがいしゃ‐きゅうさいほう【オウム真理教犯罪被害者救済法】
《「オウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金の支給に関する法律」の略称》地下鉄サリン事件や松本サリン事件など、オウム真理教による一連の犯罪行為の被害者に、給付金を支給して救済するための法律...
オウムひがいしゃ‐きゅうさいほう【オウム被害者救済法】
⇒オウム真理教犯罪被害者救済法
おうよう‐しんりがく【応用心理学】
心理学、特に実験心理学の研究方法や成果を、産業・政治・司法・教育・臨床などの実用面に応用する心理学の一分野。産業心理学・教育心理学・臨床心理学・犯罪心理学など。
おうらいきけん‐ざい【往来危険罪】
線路や標識の破壊、置き石などで列車の運行に危険を生じさせる罪。また、灯台や浮標の損壊などで船舶の航行に危険を生じさせる罪。刑法第125条が禁じ、2年以上の有期懲役に処せられる。