かびら【迦毘羅】
「迦毘羅衛」の略。 「迦毘羅仙」の略。
かべ‐ちょろ【壁著羅/壁千代絽】
縦糸に縮緬(ちりめん)糸、横糸に壁糸を使って、細かい皺(しぼ)を出した絹織物。江戸末期に帯地などに用いた。壁縮緬。
から【加羅/伽羅】
⇒加耶(かや)
か‐ら【掛絡/掛羅/掛落】
《身に掛け絡(まと)うものの意》 1 ㋐主に禅僧が用いる、方形の小さな略式の袈裟(けさ)。五条の袈裟の変形で、両肩から胸の前に垂れるようにまとう。掛子(かす)。 ㋑㋐につけてある象牙の輪。 2 ...
かるら【迦楼羅】
《(梵)garuḍaの音写。金翅鳥(こんじちょう)と訳す》 1 想像上の大鳥。翼は金色で、口から火を吐き、竜を好んで食う。天竜八部衆の一。密教では仏法を守護し衆生を救うために梵天(ぼんてん)が化...
がむしゃ‐ら【我武者羅】
[名・形動]後先を考えないで強引に事をなすこと。また、そのさま。「—な攻め方」「—に働く」 [派生]がむしゃらさ[名]
きゃら【伽羅】
《(梵)kālāguruの音写「伽羅阿伽嚧」の略。また、tagaraの音写「多伽羅」の略とも》 1 ジンコウの別名。香木として有名。 2 香料の一種。ジンコウなどの香木の樹心から製する良質の香。...
き‐ら【棋羅】
碁石を並べたように、ずらりと並ぶこと。
き‐ら【綺羅】
《「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意》 1 美しい衣服。羅綺。「—をまとう」 2 外見が華やかなこと。また、うわべを装い飾ること。「—を張る」「—を競う」 3 栄華をきわめること。権勢の...
きんなら【緊那羅】
《(梵)Kiṃnaraの音写》人に似て人でない歌神。インド神話の神で、仏教では八部衆の一。帝釈天(たいしゃくてん)に仕える。馬首人身や人首鳥身などがあり、楽器を奏する姿や歌舞する姿に表される。