ぐん‐よう【群羊】
1 多くの羊。 2 多くの弱者。
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
こ‐ひつじ【小羊/子羊】
1 小さな羊。また、羊の子。 2 弱いもの、頼りないものなどのたとえ。「迷える—」
こ‐やぎ【小山羊/子山羊】
小さいヤギ。また、ヤギの子。
しょくざい‐の‐ひつじ【贖罪の羊】
旧約聖書では、犠牲として神に捧げられる羊。人類の罪を身代わりとして負う象徴とされた。新約聖書では、自己を犠牲として人類の罪を負ったキリストをさす。
しんぴのこひつじ【神秘の小羊】
《原題、(オランダ)Het Lam Gods》ファン=アイク兄弟の絵画。板に油彩。大規模な多翼式の祭壇画であり、12枚のパネルで構成される。初期フランドル派の傑作として知られる。ヘント、聖バーフ...
じゃこう‐ひつじ【麝香羊】
ジャコウウシの別名。
たき‐ぼうよう【多岐亡羊】
《枝道が多すぎて逃げた羊を見失ってしまったという「列子」説符の故事から》学問をする者が枝葉末節にとらわれると、本質を見失うこと。また、学問の道が多方面に分かれすぎると真理を求めにくくなること。方...
つめたいみずのひつじ【冷たい水の羊】
田中慎弥の短編小説。平成17年(2005)に新潮新人賞を受賞した、著者のデビュー作。作品集「図書準備室」に収録。
てい‐よう【羝羊】
おすの羊。本能にまかせて生きる凡夫などにもたとえる。