しゅう‐こ【終古】
歳月のきわまりないこと。長い年月。永遠。「運命は一重の壁に思う人を—に隔てると共に」〈漱石・虞美人草〉
しゅう‐は【秋波】
1 美人の涼しい目もと。また、女性のこびを含んだ目つき。流し目。色目。「—を送る」 2 秋のころの澄んだ波。
しゅく‐しゅく【粛粛】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひっそりと静まっているさま。「鞭声—夜河を過(わた)る」「わが血潮は、—と動くにも拘らず音なくして」〈漱石・虞美人草〉 2 おごそかなさま。厳粛なさま。威厳を...
しゅく‐じん【淑人】
1 善良な人。 2 美人。
しゅしん‐こうし【朱唇皓歯】
赤いくちびると白い歯。美人を形容する語。
じ‐しん【自信】
[名](スル)自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。「—を失う」「—満々」「悉(ことごと)く粋を尽くしていると—している」〈漱石・虞美人草〉
じゅかびじん‐ず【樹下美人図】
樹下に美人がたたずむさまを描いた風俗図。中国唐代に盛行し、正倉院蔵の鳥毛立女屏風(とりげりゅうじょのびょうぶ)もその一例。
じょう‐じょう【条条】
[名]一つ一つの条項。個々の箇条。「右の—を厳守すること」 [ト・タル][文][形動タリ]草木の枝が乱れ茂っているさま。「柳—として風に騒ぐ」「柳嚲(た)れて—の烟を欄に吹き込む程の雨の日で...
じょう‐だま【上玉】
《「じょうたま」とも》 1 上等の宝石。 2 上等の品物。 3 美人をいう俗語。
じょのまい【序の舞】
女流日本画家、上村松園の後期の代表作。昭和11年(1936)の文展招待展に出品、政府買上げとなった美人画。国指定重要文化財。 宮尾登美子の小説。日本画家、上村松園をモデルとする。昭和57年(...