あ・う【敢ふ】
[動ハ下二] 1 耐える。持ちこたえる。→敢(あ)えなむ「秋風に—・へず散りにしならしばのむなしき枝に時雨すぐなり」〈秋篠月清集〉 2 おして…する。しとげる。→敢えて 3 (他の動詞の連用形に...
いし‐ぐるま【石車】
大石を運ぶ車。重量に耐えるよう、車体を低くし、幅広の車輪をつける。修羅(しゅら)。
うたれ‐づよ・い【打たれ強い】
[形][文]うたれづよ・し[ク] 1 ボクシングなど格闘技で、敵の攻撃に耐える力がある。「—・いボクサー」 2 野球で、打者にヒットを打たれてもうまくしのいで得点を与えない。簡単に崩れない精神的...
うたれ‐よわ・い【打たれ弱い】
[形][文]うたれよわ・し[ク]相手からの攻撃に耐える力がない。また、気が弱く、批判・非難や逆境に耐られない。「坊ちゃん育ちで—・い」 [補説]「打たれ強い」からできた語か。
うで‐ごう【腕香】
1 僧や修験者が、腕の上で香をたいて熱さに耐える荒行。「—ヲ焚ク」〈日葡〉 2 近世、腕に刃物を刺すなどして荒行のまねをし、米・銭をこう物乞いや膏薬(こうやく)売り。
えんせい‐しょくぶつ【塩生植物】
海浜植物のように、塩分の多い水に耐える植物。葉は多肉性で、水分を多く保つ。アッケシソウ・ハマサジなど。
お‐たまり【御溜まり】
(下に打消しの語を伴って)耐えること。我慢すること。「忘れて—があるものか」〈滑・浮世床・初〉
かいひん‐しょくぶつ【海浜植物】
海岸の砂浜に生育する植物。葉や茎は厚く肉質で、根は深く地中に伸び、多量の水を蓄え、強い光や塩分に耐える。ハマボウフウ・ハマヒルガオ・ワダンなど。
か・つ
[動タ下二] 1 できる。耐える。「淡雪(あはゆき)のたまれば—・てにくだけつつわが物思ひのしげき頃かな」〈古今・恋一〉 2 (動詞の連用形に付いて)…できる。…に耐える。「玉くしげみもろの山の...
かん‐く【艱苦】
悩み苦しむこと。つらく苦しいこと。艱難辛苦。「—に耐える」