出典:gooニュース
ノボノルディスクのCEO退任へ 肥満症薬での優位性失う恐れ
ヨルゲンセン氏の指揮下で肥満症治療薬の「ウゴービ」と「ゼップバウンド」の販売が大きく伸び、収益性の高い肥満症治療薬市場で快走したものの、今後は優位性が失われることが懸念されている。同社の株価は昨年6月に過去最高値を付けた後、大きく下落している。
ノボノルディスク、米セプテルナと肥満症薬開発で提携
人気の肥満症薬「ウゴービ」を擁するノボは次世代型医薬品の開発や買収、提携を通じ、1500億ドル規模への成長が期待される肥満症薬市場で地位を強化したい意向だ。ウゴービは米製薬大手イーライ・リリーの競合薬「ゼップバウンド」にリードを奪われつつあり、投資家の懸念を招いている。米国でのゼップバウンドの処方件数は3月中旬以降、ウゴービを上回っている。
トランプ米大統領、肥満症治療薬名指し 薬価引き下げ対象に
Deena Beasley[12日 ロイター] - トランプ米政権は12日、デンマーク製薬大手ノボノルディスクの「ウゴービ」や米製薬大手イーライ・リリーの「ゼップバウンド」のような肥満症治療薬について、薬価引き下げを推進する対象として特に重点的に取り組む方針を示した。トランプ大統領は12日、薬価引き下げに向けた大統領令に署名した。
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