イリシン【Irisin】
運動によって生じるホルモンの一。中性脂肪を貯蔵する白色脂肪組織を褐色脂肪組織に変える遺伝子を活性化させ、体内における脂肪燃焼を助ける役割をもつ。
かっしょく‐しぼうさいぼう【褐色脂肪細胞】
⇒褐色脂肪組織
かっしょく‐しぼうそしき【褐色脂肪組織】
脂肪細胞の種類の一。白色脂肪組織から遊離した脂肪酸を取り込んでエネルギーを燃焼させ熱を生産する。首・肩甲骨の周囲などに少量存在する。乳幼児に比較的多く、成長とともに減少する。多胞性脂肪細胞。褐色...
けっとう‐ち【血糖値】
血液中のぶどう糖の濃度を示す値。健常な成人の場合、空腹時は血液1デシリットルあたり80〜110ミリグラム、食後2時間で80〜140ミリグラム程度に保たれている。→空腹時血糖値 →食後血糖値 [補...
こうまくがい‐くう【硬膜外腔】
脊髄を覆う硬膜とその外側を囲む脊柱管の間にある空間。また、頭蓋骨と硬膜の間にある隙間。硬膜上腔。 [補説]硬膜は内層と外層の2層構造になっている。脊髄では、硬膜の外層が骨膜として脊柱管の内側をお...
さいけん‐しゅじゅつ【再建手術】
乳癌(にゅうがん)の治療で切除した乳房の形を手術によって復元すること。患者の背中や下腹部の脂肪組織を用いる方法と、シリコンなどの人工物を使用する方法がある。乳房再建術。
しぼう‐さいぼう【脂肪細胞】
多量の脂肪を含む細胞。脂肪組織を構成する。
そくせん‐し【塞栓子】
血管やリンパ管を詰まらせる原因となるもの。血栓、外傷や手術などで遊離した脂肪組織、血管内に流入した空気など。栓子。→塞栓
たほうせい‐しぼうさいぼう【多胞性脂肪細胞】
⇒褐色脂肪組織
たんほうせい‐しぼうさいぼう【単胞性脂肪細胞】
⇒白色脂肪組織