まだら‐ぼけ【斑惚け/斑呆け】
俗に、認知症の初期に見られる状態のこと。症状の現れ方にむらがあり、ある症状が時によって出たり出なかったり、ある能力は明らかに障害があるが他の能力は正常であったりする状態。例えば、記憶障害はあるの...
まつわ・る【纏わる】
[動ラ五(四)] 1 からみつく。「足に着物のすそが—・る」 2 そばについていて離れない。つきまとう。「捨て猫が—・る」「彼の捨てぜりふがいつまでも脳裏に—・る」 3 付随する。関連する。「...
まに【摩尼】
《(梵)maṇiの音写。珠・宝・如意(にょい)と訳す》 1 珠玉の総称。摩尼珠。 2 竜王の脳中から出て、望みをすべてかなえるという珠玉。如意宝珠。
ま‐ひ【麻痺/痲痺】
[名](スル) 1 しびれて感覚がなくなること。しびれ。「あまりの冷たさに指先が—する」 2 通常のはたらきや動きが停止すること。「大雪で交通が—状態だ」「彼の良心は—している」 3 脳・神経や...
マラリア【malaria】
マラリア病原虫が赤血球に寄生して起こる熱帯性の感染症。感染症予防法の4類感染症の一。ハマダラカの媒介により感染する。寒け・震え・高熱が主症状で、間欠的に繰り返す。発熱周期が一定し、48時間ごとに...
マルチスライス‐シーティー【マルチスライスCT】
《multi-slice CT》複数の検出器を備えたコンピューター断層撮影装置(CT)。1回の走査で複数の断層画像を撮影できるため、短時間で鮮明な画像が得られる。動きの激しい心臓も正確に撮影でき...
まんせいがいしょうせい‐のうしょう【慢性外傷性脳症】
頭部に繰り返し衝撃を受けたり、脳震盪(のうしんとう)を繰り返し起こした人が発症する、進行性の病気。受傷後数年以上経って、認知症やパーキンソン病に似た症状が現れる。ボクシング・プロレス・アイスホッ...
まんせい‐こうまくかけっしゅ【慢性硬膜下血腫】
軽度の頭部打撲から数週間から数か月の間に、硬膜と脳の間に血液が溜まっていく病気。高齢者の男性に多い。外傷以外に、アルコールの多飲・動脈硬化などで発症する場合もある。血腫の増大にともなって、頭痛・...
まんせいひろう‐しょうこうぐん【慢性疲労症候群】
《「筋痛性脳脊髄炎(ME:myalgic encephalomyelitis)」とも》健康に生活していた人が、ある日突然、原因不明の強い全身倦怠感(けんたいかん)におそわれ、通常の生活が送ること...
マーストリヒト‐じょうやく【マーストリヒト条約】
1991年12月、オランダのマーストリヒトにおけるEC(欧州共同体)首脳会議で合意された欧州連合条約の通称。ECの経済・政治統合の推進を目的として、EU(欧州連合)の創設、経済・通貨同盟の設定、...