りょう【稜】
1 かど。すみ。「氷は、あっちこっちの滑かな—を見せて」〈里見弴・大道無門〉 2 多面体の、隣り合う二つの面が交わってできる線分。 3 医学で、比較的長く伸びている隆起した部分。「腸骨—」
りょこうしゃ‐げりしょう【旅行者下痢症】
旅行者が滞在先などで発症する下痢。疲労・ストレス・慣れない食事などで起こるほか、病原性大腸菌やサルモネラ菌などによる食中毒の場合がある。
りん【輪】
[名] 1 大きく円形に開いた花冠。「あれだけ—の大いのは世間に珍しい」〈鉄腸・花間鶯〉 2 「覆輪(ふくりん)」の略。 [接尾]助数詞。 1 咲いている花を数えるのに用いる。「一—の菊」 ...
ルミノコッカス【Ruminococcus】
グラム陽性の偏性嫌気性球菌の一属。腸内細菌の一つ。草食動物の胃にも存在し、セルロースを分解する。
れき‐れき【歴歴】
[名]地位・身分などの高い人々。その方面の一流の人々。→御歴々(おれきれき)「日本中から—を集めて」〈鉄腸・花間鶯〉 [ト・タル][文][形動タリ] 1 物事が一目で見え、明らかにわかるさま...
れっとう‐じょうちゅう【裂頭条虫】
裂頭条虫科に分類される条虫の総称。体は細長くひも状で、多数の片節からなり、頭節に一対の吸溝をもち、脊椎動物の腸に寄生する。二つの中間宿主を必要とするものが多い。広節(こうせつ)裂頭条虫や、主にネ...
レバー‐ペースト【liver paste】
1 牛・豚・鶏などの肝臓(レバー)をゆでて裏ごしし、調味したもの。パンに塗ったりカナッペに用いたりする。 2 ソーセージの一。豚・鶏・ウサギなどの肝臓をすりつぶし、調味して腸などに詰めたもの。
ろう‐こう【瘻孔】
皮膚・粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴。体内で連絡するものと、体表に開口するものとがある。胃瘻・腸瘻・痔瘻(じろう)など。胃・腸・膀胱(ぼうこう)などに、栄養補給や排出のため人...
ろくぞう‐ろっぷ【六臓六腑】
東洋医学で、五臓六腑に心包を加えたもの。心包は心臓を包む膜で、心臓を保護し動かす働きをもつとされるが、実際に臓器として存在するものではない。 [補説]六臓は肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)・心包...
ロタウイルス【rotavirus】
胃腸炎の原因となるウイルス。小児の多くの下痢症(仮性小児コレラ)の原因ウイルス。川崎病患者にも多い。