ちゅうすい‐えん【虫垂炎】
虫垂の炎症。初め上腹部やへその辺りに痛みがあり、しだいに右下腹部にうつる。吐き気・発熱などを伴い、悪化して破れると腹膜炎を起こす。俗に盲腸炎ともいう。虫様突起炎。
ちゅけい‐るい【蛛形類】
蛛形綱の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とに分かれ、上顎(じょうがく)(鋏角(きょうかく)とも)・触肢(しょくし)各一対と、四対の歩脚をもつ。触角・翅(はね)をもたず、単眼だけで複眼はない。サソ...
ちょう‐ねんてん【腸捻転】
腸の一部が強くねじれてしまい、腸閉塞(ちょうへいそく)と血行障害を起こす病気。S状結腸に起こることが多く、激しい腹痛や嘔吐(おうと)、腹部膨満などがみられ、糞便を吐くこともある。放置すれば生命に...
ちょう‐へいそく【腸閉塞】
腸管通過が妨げられる病気。腸腫瘍(ちょうしゅよう)・腸内異物・腸捻転(ちょうねんてん)・腸痙攣(ちょうけいれん)などによって起こり、激しい腹痛や嘔吐(おうと)、ガス・便通の停止、腹部膨満などがみ...
ちょう‐まん【腸満/脹満】
腹部にガスや液体がたまって膨張した状態。
つち‐ばち【土蜂】
1 膜翅(まくし)目ツチバチ科の昆虫の総称。体は大形で黒色、腹部は長く大きく、金色の毛が密生し、横縞のあるものが多い。雌は、地中に潜むコガネムシの幼虫に卵を産みつける。《季 春》 2 クロスズメ...
つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。
ていじ‐たい【丁字帯】
丁字形に縫い合わせた包帯。下腹部の手当てに用いられる。T字帯。
とげ‐ぐも【棘蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長約6ミリ。腹部側方に二対、後方に一対の硬いとげ状の突起をもつ。樹間に丸い網を張る。本州以南に分布。
とっくり‐ばち【徳利蜂】
ドロバチ科の昆虫。中形のハチで、体は黒色に黄色の斑紋があり、腹部はとっくり状にくびれている。小枝などに泥で壺形の巣を作って産卵し、シャクトリムシなどを狩り集めて運び入れ、幼虫のえさにする。