けい‐しつ【憩室】
胃・腸・心臓・気管などの臓器の壁面が拡張し、小さなこぶ状の部屋ができたもの。「大腸—」
けっせん‐しょう【血栓症】
血管内に生じた血栓が血液の流れを阻害することによって組織や臓器に障害が引き起こされること。
げきしょうがたようけつせいれんさきゅうきん‐かんせんしょう【劇症型溶血性連鎖球菌感染症】
《「劇症型溶血性レンサ球菌」と書くことが多い》突発的に発症し急速に進行する、溶血性連鎖球菌による感染症。原因となるA群溶血性連鎖球菌は皮膚やのどに常在し、咽頭炎や扁桃炎などを起こすが、血液や筋肉...
げんきょくせい‐アミロイドーシス【限局性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、脳・皮膚・肺・内分泌臓器など特定の臓器にのみアミロイドが沈着する疾患の総称。→全身性アミロイドーシス
げんぱつ‐せい【原発性】
その部位で最初に発症すること。発病原因がその臓器にあること。「—肝がん」
こくさい‐いしょくがっかい【国際移植学会】
臓器移植の基礎研究・臨床の発展、継続教育・学術情報の提供、倫理綱領の策定などを行う国際的な学術団体。世界65か国に3000名以上の会員を擁する。本部はカナダのモントリオール。 [補説]平成20年...
こけい‐がん【固形癌】
血液癌(がん)以外の、臓器や組織などで塊をつくる癌の総称。胃癌・肺癌・子宮癌など。
こつ‐ばん【骨盤】
腰部にあり、左右の寛骨と仙骨・尾骨とで構成される骨。大骨盤と小骨盤とに分けられ、小骨盤には子宮・卵巣・直腸・前立腺などの臓器がある。形態は男女差が著しい。
こつばんぞうき‐だつ【骨盤臓器脱】
女性の骨盤内にある子宮・膀胱・尿道・小腸・直腸などの臓器が下垂し、膣壁内に突出する疾患の総称。脱出する臓器によって子宮脱・膀胱瘤・尿道瘤・小腸瘤・直腸瘤などという。重症になると膣外に脱出する。出...
こつばん‐てい【骨盤底】
骨盤腔(こつばんくう)の底にあたる部分。肛門挙筋(こうもんきょきん)・外肛門括約筋・深会陰横筋・尿道括約筋などの筋肉や筋膜・靭帯(じんたい)がハンモック状に張って骨盤下口をふさぎ、膀胱(ぼうこう...