おんな‐くさ・い【女臭い】
[形][文]をんなくさ・し[ク] 1 女性特有のにおいがする。また、女の気配がする。「—・い部屋」 2 態度・言動・考え方などがいかにも女のようである。「作品には—・い表現があふれている」
かな‐くさ・い【金臭い】
[形][文]かなくさ・し[ク]鉄分のにおいや味がする。「—・い水」
かび‐くさ・い【黴臭い】
[形][文]かびくさ・し[ク] 1 かびのにおいがする。「—・い穴倉」 2 時代遅れである。古くさい。「—・い学説を持ち出す」
かんこ‐くさ・い【紙子臭い】
[形][文]かんこくさ・し[ク]《「かんこ」は「かみこ」の音変化。近世語》紙などの焦げるにおいがする。焦げ臭い。「火の廻り気を付よ、—・い」〈浄・碁盤太平記〉
きな‐くさ・い【きな臭い】
[形][文]きなくさ・し[ク] 1 紙や布などのこげるにおいがする。こげくさい。「—・いと思ったら座布団がこげていた」 2 《硝煙のにおいがすることから》戦争・動乱などの起こりそうな気配がする。...
くさ・い【臭い】
[形][文]くさ・し[ク] 1 不快なにおいを感じる。いやなにおいがする。「ごみ捨て場が—・くにおう」「息が—・い」 2 疑わしいようすである。怪しい。「あのそぶりはどうも—・い」「—・い仲」...
けち‐くさ・い【けち臭い】
[形][文]けちくさ・し[ク] 1 いかにもけちである。しみったれだ。「少しの出費を惜しんで義理まで欠くとは—・いやつだ」 2 心が狭く、こせこせしている。「考えが—・い」 3 物が粗末でねうち...
こげ‐くさ・い【焦げ臭い】
[形][文]こげくさ・し[ク]物が焦げたようなにおいがする。「鍋が—・い」
さけ‐くさ・い【酒臭い】
[形][文]さけくさ・し[ク]人の吐く息などに、酒を飲んだ人特有の匂いがあるさま。「—・い息を吐きながらからんでくる」
しち‐めんどうくさ・い【しち面倒臭い】
[形][文]しちめんだうくさ・し[ク]非常に厄介だ。ひどくめんどうくさい。「—・い手続き」