ふんべつ‐くさ・い【分別臭い】
[形][文]ふんべつくさ・し[ク]いかにも分別がありそうなようすである。「若いのに—・い物言いをする」
ほとけ‐くさ・い【仏臭い】
[形][文]ほとけくさ・し[ク]仏教的な感じである。坊主くさい。抹香くさい。「—・い名前」「—・いことばかり言う」
ぼうず‐くさ・い【坊主臭い】
[形][文]ばうずくさ・し[ク]すること、考えることなどに仏教的なくさみがある。抹香臭い。「話が—・くなる」
まっこう‐くさ・い【抹香臭い】
[形][文]まっかうくさ・し[ク]抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教に関係があるような感じだ。「—・い話題」
みず‐くさ・い【水臭い】
[形][文]みづくさ・し[ク] 1 水分が多くて味が薄い。水っぽい。「—・い酒」 2 よそよそしい。他人行儀である。「婚約を隠すような—・いまねはよせ」
めんどう‐くさ・い【面倒臭い】
[形][文]めんだうくさ・し[ク]たいそう面倒である。いかにも面倒に感じられる。わずらわしい。めんどくさい。「遠いので行くのが—・い」「—・い仕事」
めんど‐くさ・い【面倒臭い】
[形]「めんどうくさい」に同じ。「—・い作業」
もったい‐くさ・い【勿体臭い】
[形][文]もったいくさ・し[ク]いかにももったいぶっている。「一寸座るにも—・く」〈紅葉・多情多恨〉
もの‐ぐさ・い【物臭い/懶い】
[形][文]ものぐさ・し[ク]《古くは「ものくさい」》 1 おっくうで気が進まない。めんどうである。「—・いようすで机に向かう」 2 気分がすぐれない。からだのぐあいが悪い。「—・くなりて死ぬべ...
やぼ‐くさ・い【野暮臭い】
[形][文]やぼくさ・し[ク]いかにもやぼな感じである。「—・い身なり」