ほうかい‐じ【法界寺】
京都市伏見区にある真言宗醍醐派の別格本山。山号は、東光山。通称、日野薬師・乳(ちち)薬師。弘仁13年(822)日野家宗が別荘を寺としたもので、開山は最澄。永承6年(1051)に日野資業(すけなり...
ほう‐かん【幇間】
《「幇」は、たすける意》宴席などで客の機嫌をとり、酒宴の興を助けるのを職業とする男。太鼓持ち。男芸者。
ほうこんごう‐いん【法金剛院】
京都市右京区にある律宗の寺。山号は、五位山。承和年間(834〜848)に清原夏野の山荘を寺とし、双丘寺と称したのに始まる。のち、大治5年(1130)待賢門院が再興、法金剛院と改めた。建立当時の阿...
ほう‐し【放氏】
不都合なことを行った氏人(うじびと)を、その所属する氏から追放し、氏人としての資格を奪うこと。平安末期から中世にかけて、藤原氏の氏寺の興福寺がたびたび行った。
ほうじんとちたてもの‐きほんとうけい【法人土地・建物基本統計】
法人による土地・建物の所有・利用、土地の購入・売却に関する基礎的事項の把握を目的とする、国の基幹統計。国土交通省が法人土地・建物基本調査を行って作成する。 [補説]国民経済計算の推計、土地・地域...
ほうぞういん‐りゅう【宝蔵院流】
槍術の一派。奈良興福寺に属する宝蔵院の僧、胤栄(いんえい)が開祖。鎌槍を用いるので鎌宝蔵院流ともいう。
ほうとう‐じ【宝塔寺】
京都市伏見区にある日蓮宗の寺。山号は、深草山(じんそうざん)。昌泰2年(899)藤原時平の創立で、初め極楽寺と称し真言宗に属したが、のち、日像により法華道場となった。天正18年(1590)日銀に...
ほうとう‐は【法灯派】
禅宗二十四流の一。和歌山県日高郡由良町の臨済宗興国寺の開山、法灯国師を祖とする。由良(ゆら)門徒。はっとうは。
ほうとく‐しほう【報徳仕法】
江戸後期、二宮尊徳によって説かれた、節約・貯蓄を中心とする農民の生活指導などを通じて農業経営のたてなおしと農村復興をはかる方法。尊徳仕法。
ほうどう‐じ【法幢寺】
北海道松前郡松前町にある曹洞宗の寺。山号は、大洞山。開創は延徳2年(1490)。開山は天室宗源。天文15年(1546)蠣崎(かきざき)義広が再興、以来、松前氏の菩提寺として栄えた。