てっせん‐か【鉄線花】
テッセンの別名。《季 夏》「—馬蹄(ばてい)の音のさしかかる/汀女」
てまり‐ばな【手鞠花】
オオデマリの別名。《季 夏》「病棟に病連衆あり—/波郷」
てん‐か【天花/天華】
1 《天から降る花の意》雪のこと。 2 ⇒てんげ(天花)
てんがい‐ばな【天蓋花/天涯花】
ヒガンバナの別名。
てん‐げ【天花/天華】
《「てんけ」とも》天上界に咲くという霊妙な美しい花。またそれに擬して、法会で仏前にまき散らす蓮華の花びら形の紙。てんか。
てんとう‐ばな【天道花】
4月8日に山からツツジ・フジなどの花を取ってきて、高いさおの先に結んで立てるもの。中国・四国地方で行われる。高花(たかはな)。八日花。
てんにん‐か【天人花】
フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でやや厚い。夏、紅紫色の5弁花を開く。実は暗紫色に熟し、ジャムなどにする。温室で栽培もされる。
で‐ばな【出花】
番茶・煎茶(せんちゃ)に湯を注いだばかりの香味のよいもの。「鬼も十八、番茶も—」「—を入れ替えて参りました、さあどうぞ」〈左千夫・春の潮〉
でん‐か【伝花】
生け花で、各流派に伝えられている一定の形態と手法。
でんき‐ひばな【電気火花】
⇒火花放電