チャンチン【香椿】
《(中国語)》センダン科の落葉高木。葉は卵形の多数の小葉からなる羽状複葉。若芽は赤く、独特のにおいがある。7月ごろ、枝先に白い小花が密生して咲き、実は秋に熟して5裂する。中国の原産。材を家具など...
てん‐ちゃ【碾茶】
覆いをして育てた茶樹の若芽を蒸して、もまずに乾燥させた茶。臼で挽いて粉末にすると抹茶になる。
とう‐みょう【豆苗】
エンドウの若芽。食用。中国料理に使われる。
ねこ‐ぐさ【猫草】
1 オキナグサの別名。 2 飼い猫に食べさせるための草。市販品ではエンバクの若芽が多い。 [補説]猫は、毛づくろいの際に飲み込んだ毛やほこりが胃の中にたまると、細い葉の草を食べて胃を刺激し、毛玉...
は‐ちゃ【葉茶】
《「はぢゃ」とも》茶の若芽を蒸し、よりをかけ、干して製した茶。煎茶など。抹茶に対していう。
はんごん‐そう【反魂草】
キク科の多年草。中部地方以北の深山に自生。高さ1〜2メートル。茎はやや紫色を帯び、葉は羽状に深く裂けている。7〜9月、多数の黄色い頭状花を開く。若芽は食用。
ひこ‐ばえ【蘖】
《「孫(ひこ)生え」の意》切り株や木の根元から出る若芽。余蘖(よげつ)。《季 春》「—に哀をいひてわかれけり/犀星」
ふき‐だ・す【吹(き)出す/噴(き)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐(吹き出す)風が吹きはじめる。「秋風が—・す」 ㋑こらえきれずに笑いだす。「おかしくて、つい—・す」 ㋒内にあるものが勢いよく外に出る。「血が—・す」「汗がどっと—・す」...
ふし【五倍子/付子/附子】
ヌルデの若芽や若葉などにアブラムシが寄生してできる虫癭(ちゅうえい)(虫こぶ)。紡錘形で、タンニンを多く含み、インク・染料の製造に用いる。昔はお歯黒に用いられた。ごばいし。《季 秋》「山の日は—...
ま‐こも【真菰/真薦】
イネ科の多年草。沼地に群生し、高さ約2メートル。葉は長くて幅広い。初秋、上方に雌花穂、下方に雄花穂を円錐状につける。茎・葉でござを編み、種子と若芽は食用。また黒穂菌(くろぼきん)がついて竹の子状...