あか‐なす【赤茄子】
トマトの別名。
あき‐なす【秋茄子】
秋の末になるナス。小粒で実がしまり、甘みがある。あきなすび。《季 秋》
一(いち)富士(ふじ)二(に)鷹(たか)三(さん)茄子(なすび)
初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。 [補説]一に富士山、二に愛鷹(あしたか)山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。
かも‐なす【賀茂茄子/加茂茄】
京都市上賀茂辺を主産地とするナスの一品種。球形で大きなものは直径15センチにもなる。
きちがい‐なすび【気違い茄子】
チョウセンアサガオの俗称。薬用に用いられていたが、分量を誤ると狂躁(きょうそう)状態になることから、かつてはこう呼ばれた。
こ‐なすび【小茄子】
サクラソウ科の多年草。原野や道端に生え、高さ5〜20センチ。葉は卵形で、対生する。夏、黄色い5弁花をつけ、実は形がナスに似る。
さんごじゅ‐なす【珊瑚樹茄子】
トマトの別名。
しろ‐なす【白茄子】
ナスの一品種。果皮の色が白い。しろなすび。《季 夏》
とう‐なす【唐茄子】
1 カボチャの別名。ふつう日本カボチャをいう。《季 秋》 2 人をののしっていう語。「あいつもいけねえ—だよ」〈洒・辰巳之園〉
なす【茄子/茄】
1 ナス科の多年草。栽培上は一年草。葉は大きな楕円形。夏から秋、紫色の花を開く。実を食用とし、果皮はふつう紫黒色で光沢があり、形は品種によって丸いものや細長いものなどさまざま。インドの原産といわ...