ちゃ‐がし【茶菓子】
茶を飲むときに食べる菓子。茶請けの菓子。
とう‐がし【唐菓子】
「唐果物(からくだもの)」に同じ。からがし。
なないろ‐がし【七色菓子】
庚申(こうしん)に供えた干菓子・砂糖豆・せんべいなど7種類の菓子。江戸初期から売り出され、元禄(1688〜1704)のころには、天満宮や甲子(きのえね)の大黒天などの祭りにも供えた。
なま‐がし【生菓子】
1 餡(あん)を主に用いた和菓子。餅(もち)菓子・蒸し菓子・まんじゅう・ようかんの類。水分を多く含むため長もちしない。⇔干菓子(ひがし)。 2 クリーム・果実・ゼリーなどを使った水分の多い洋菓子...
なんばん‐がし【南蛮菓子】
ポルトガル・オランダなどから伝えられた菓子。コンペイトー・カステラ・ボーロなど。
ねり‐がし【練(り)菓子/煉り菓子】
練り上げて作った菓子。外郎(ういろう)・求肥(ぎゅうひ)飴・ようかんなどの類。
はんなま‐がし【半生菓子】
生菓子と干菓子との中間のもの。最中(もなか)・石衣(いしごろも)など。
ひ‐がし【干菓子/乾菓子】
粉や砂糖を固めて作った、水分の少ない菓子。落雁(らくがん)・金平糖(こんぺいとう)・せんべいなど。⇔生菓子(なまがし)。
ひき‐がし【引(き)菓子】
祝儀・仏事などで引き出物として出す菓子。
ひな‐がし【雛菓子】
雛祭りに供える菓子。菱餅(ひしもち)・雛あられなど。《季 春》