いし‐ごろも【石衣】
餡(あん)に水飴(みずあめ)を加えて練り固め、砂糖の衣で包んだ菓子。
いせいか‐とう【異性化糖】
ぶどう糖を異性化酵素によって部分的に果糖に変えたもの。ぶどう糖よりも甘みが強く、菓子などに使用。
いそ‐べ【磯辺】
1 磯のほとり。いそばた。 2 海苔(のり)を用いる料理・菓子をいう語。磯辺和(あ)え・磯辺餅(もち)・磯辺揚げ・磯辺巻きなど。
いそべ‐せんべい【磯部煎餅】
群馬県磯部温泉で作られている焼き菓子。小麦粉・砂糖を鉱泉水で練り、焼き上げる。ゴーフルに似る。
いそ‐まつかぜ【磯松風】
小麦粉に砂糖・食塩・水をまぜて溶き、ふくらし粉を加えて蒸し、粉末のシソを振りかけた菓子。夏向きの菓子とされる。
いそ‐やき【磯焼(き)】
小麦粉に砂糖と醤油、水を加えて練ったものを、ごま油をひいた鍋(なべ)の上で焼き、あんを包んで三角状にたたんだ菓子。
いた‐ば【板場】
1 料理屋で、まな板を置く所。調理場。板前。 2 菓子屋で、のし板を置く所。 3 (関西地方で)日本料理の料理人。板前。「—の修業」
いちもん‐がし【一文菓子】
安い菓子。駄菓子。
いまがわ‐やき【今川焼(き)】
小麦粉を水でとき、太鼓形の焼き型に流し込み、小豆餡(あずきあん)を入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋辺りで売り出されたという。大判焼き。太鼓焼き。巴(ともえ)焼き。《季 冬》
いも‐けんぴ【芋けんぴ】
サツマイモを細く切り、油で揚げて煮つめた砂糖をからめた菓子。