なべ‐な【山芹菜】
スイカズラ科の越年草。山地に生え、高さ1メートル以上になり、全体にとげのような毛がある。葉は羽状に裂けていて、柄に翼がある。夏から秋、紅紫色の頭状の花が咲く。
なま‐やさい【生野菜】
煮たりいためたりしていない野菜。
にが‐な【苦菜】
1 キク科の多年草。道端などに生え、高さ約30センチ。茎は細く、葉は細長く縁に粗いぎざぎざがあり、基部は茎を包む。茎や葉に苦味のある乳液を含む。夏、黄色い小花をつける。 2 リンドウの古名。〈和名抄〉
にじゅう‐ごさい【二汁五菜】
本膳料理の標準的な膳立て。本膳と二の膳にそれぞれ汁と菜2品ずつ置き、別の膳に焼き物を置いたもの。
に‐な【煮菜】
体菜(たいさい)などの漬物を塩出しして、サトイモや打ち豆などの具材と一緒に煮た料理。新潟県の郷土料理。
ね‐ぬなわ【根蓴菜】
ジュンサイの古名。「根ぜり—」〈梁塵秘抄・二〉
の‐げし【野芥子/野罌粟/苦菜】
キク科の越年草。道端や荒地に生え、高さ約1メートル。茎は中空。葉はアザミのように裂けているが、とげはなく、基部は茎を抱く。茎や葉を切ると乳液が出る。春から夏、黄色い頭状花を開く。若葉は食用。けし...
のざわ‐な【野沢菜】
カブの一品種。葉はへら形で長さ50〜80センチ。葉・根とも漬物にする。野沢温泉を中心に信越地方で栽培される。《季 冬》
のらぼう‐な【のらぼう菜】
アブラナ科の野菜。東京西郊・埼玉などで栽培される。春に収穫され、葉や茎をおひたし・天ぷらなどにする。
はく‐さい【白菜】
アブラナ科の越年草。晩秋から冬の代表的な野菜。葉柄は扁平で幅広く、葉にしわがあり、密に重なり合う。春に淡黄色の花をつける。中国の原産とされ、日本には明治初期に渡来。漬け物に多用され、煮物などにも...