さいしょう‐えいきょうりょう【最小影響量】
化学物質や薬物についての毒性試験で、実験動物に何らかの影響が認められた最小用量のこと。最小作用量。LOEL(ロエル)(lowest observed effect level)。
しきじょう‐しょう【色情症】
躁病、脳の器質的障害、薬物依存などによって性欲が異常に亢進(こうしん)した状態。女性の場合はニンフォマニア、男性の場合はサチリアージスともいう。エロトマニア。多淫症。色情狂。→恋愛妄想
しきん‐たい【死菌体】
加熱・加圧・薬物処理などによって殺菌され、死んでいる細菌。→生菌体
ししまっしょう‐ゆうい【四肢末梢優位】
神経の障害などの症状が、主に手足の末端付近に強く表れ、胴体部位に近づくにつれて弱くなっている状態。広範囲で末梢神経が侵された場合などに生じる感覚障害の表れ方で、左右対称性を伴うことが多い。触覚・...
しち‐じょう【七情】
1 7種の感情。「礼記(らいき)」では、喜・怒・哀・懼(く)・愛・悪・欲。仏教では、喜・怒・哀・楽・愛・悪(お)・欲をいう。 2 漢方で、薬物の配合関係を7種に分類したもの。単行・相須・相使・相...
してい‐やくぶつ【指定薬物】
中枢神経系の興奮・抑制や幻覚を引き起こす作用があり、人体に使用すると保健衛生上の危害が生じるおそれがあるとして、厚生労働大臣が指定する薬物。薬機法で製造・輸入・販売・所持・購入・医療目的以外の使...
し‐へき【嗜癖】
1 あるものを特別に好む性癖。 2 タバコ・アルコール・覚醒剤などを連用し、やめると精神的・身体的に異常が現れる状態。アディクション。→薬物依存
しょうせき‐たかんしょう【掌蹠多汗症】
手のひらや足の裏に、日常生活に不便を感じるほど大量の汗をかく病気。ストレスや緊張に関係なく発汗するのが特徴。交感神経の機能亢進(こうしん)が原因とされる。治療法は、神経遮断薬や外用制汗剤による薬...
しょくざい‐きふ【贖罪寄付】
贈収賄や薬物犯罪など被害者がいない刑事事件や、被害者がいても示談が不成立な事件の被告人が、関連する被害者団体や慈善団体などにする寄付。 [補説]弁護士会などの仲介により行われることが多い。裁判で...
しょほうやく‐いそんしょう【処方薬依存症】
医師から処方される薬によって引き起こされる薬物依存症。