ゆさん‐じょ【遊山所】
遊山に行く所。また、遊郭・茶屋などの遊び場。「江戸中の寺社、芝居、その外—の繁昌なり」〈浮・永代蔵・六〉
ゆめ‐じ【夢路】
夢をみることを道を行くのにたとえていう語。夢の通い路。「—をたどる」
ゆめの‐の‐しか【夢野の鹿】
夢野(現在の神戸市兵庫区湊川の西)にいたという夫婦の鹿。また、その伝説。日本書紀の仁徳38年や摂津国風土記に見える。昔、夢野に夫婦の鹿がおり、牡鹿には淡路の野島に妾(めかけ)の鹿がいた。牡鹿はあ...
ゆら・れる【揺られる】
[動ラ下一]《動詞「ゆ(揺)る」の未然形+受身の助動詞「れる」から》揺り動かされる。「波に—・れる小舟」「馬に—・れて行く」
よう‐よう
[感] 1 人を誘ったり呼びかけたりするときに発する声。「—、どこに行くのかね」 2 はやすとき、ひやかすときなどに発する声。「—、ご両人」
ようよう【漸う】
[副]「ようやく」の音変化。「走り通しで—間に合った」「春はあけぼの、—しろくなり行く、山ぎは少しあかりて」〈枕・一〉
ようろう【養老】
謡曲。脇能物。世阿弥作。雄略天皇の御代に勅使が美濃の養老の滝へ行くと、霊泉に奇瑞(きずい)が現れ、山神が舞をまって祝福する。
よ‐ぎしゃ【夜汽車】
夜間に走る汽車。夜行列車。「—で行く」
よ‐ごし【夜越し】
1 夜を越すこと。夜どおし。「君がため—に摘める七草のなづなの花を見て忍びませ」〈散木集・一〉 2 夜、山河などを越すこと。夜ごえ。「わしは今夜は—に行く」〈浄・伊賀越〉
よ・す【止す】
[動サ五(四)]やめる。中止する。「いたずらは—・しなさい」「行くのは—・そう」