おしゃべりかいだん【おしゃべり怪談】
藤野千夜の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は雑誌「群像」の平成10年(1998)5月号に掲載。小説集は同年9月の刊行で、ほかに「ラブリープラネット」「女生徒の友」などの作品を収める...
おじいさんのランプ【おぢいさんのランプ】
新美南吉の第1童話集。昭和17年(1942)刊。著者の生前に刊行された唯一の作品集。表題作のほか、「ごんごろ鐘」「久助君の話」などの作品を収録。
おすず
杉本章子の時代小説。平成11年(1999)「オール読物」誌に掲載。「信太郎人情始末帖」シリーズの第1作で、同作を表題作とする小説集「おすず信太郎人情始末帖」は、平成13年(2001)刊行。
おそなえ【お供え】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成3年(1991)、「海燕」誌7月号に掲載。翌平成4年(1992)、第19回川端康成文学賞を受賞。作品集は平成5年(1993)刊行。
おちばこぞう【落葉小僧】
南木佳士の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成元年(1989)3月「文学界」誌に掲載。作品集は平成2年(1990)刊行で、ほかに「ニジマスを釣る」「金印」などの作品を収録。
おにび【鬼火】
吉屋信子の短編小説。昭和26年(1951)、第4回日本女流文学者賞を受賞。翌昭和27年(1952)、同作を表題作とする作品集を刊行。
おはらめしませ【お腹召しませ】
浅田次郎の時代小説。および同作を表題作とする小説集。武士の本義が薄れつつある幕末維新期を舞台に、最後の侍たちの姿を描く。平成18年(2006)刊行。第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞受賞。
おぼれる【溺レる】
川上弘美の短編小説。同作を表題作とする短編小説集は平成11年(1999)刊行で、他に「さやさや」「百年」などの作品を収録。平成12年(2000)、第11回伊藤整文学賞および第39回女流文学賞を受賞。
おやゆびこぞうニルスカールソン【親指こぞうニルス・カールソン】
《原題、(スウェーデン)Nils Karlsson-Pyssling》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンの短編児童小説集。1949年刊。ひとりぼっちの少年と不思議な小人の交流を描いた表題作な...
およぐのにあんぜんでもてきせつでもありません【泳ぐのに、安全でも適切でもありません】
江国香織の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「うしなう」「うんとお腹をすかせてきてね」などの作品を収録。同年、第15回山本賞を受賞。