のう【衲】
「衲衣(のうえ)1」に同じ。「—の袈裟(けさ)」〈枕・一二三〉
のう‐え【衲衣/納衣】
1 人が捨てたぼろを縫って作った袈裟(けさ)のこと。古くは、これを着ることを十二頭陀(ずだ)行の一つとしたが、中国に至って華美となり、日本では綾・錦・金襴などを用いた七条の袈裟をいう。衲袈裟(の...
のう‐げさ【衲袈裟】
「衲衣(のうえ)1」に同じ。
のう‐す【衲子】
衲衣(のうえ)を着けた者の意で、特に禅僧のこと。衲僧。のっす。
のう‐そう【衲僧】
「衲子(のうす)」に同じ。
のう‐の‐けさ【衲の袈裟】
「衲衣(のうえ)」に同じ。「暑げなる物、随身の長(をさ)の狩衣、—」〈枕・一二三〉
のっ‐す【衲子】
「のうす(衲子)」に同じ。