がく‐うら【額裏】
1 額の裏。 2 着物の仕立て方の一。衣服の裏の人目につきやすい所によい布を用い、花鳥・人物・風景などの模様のある緞子(どんす)、羽二重(はぶたえ)などを用いること。がく。
がくや‐うら【楽屋裏】
1 楽屋の中。楽屋。 2 部外者にはあまり知られていない内部事情。内幕(うちまく)。内情。「—を話す」
き‐うら【木裏】
板の、樹心に近い面。⇔木表。
きょう‐り【胸裏/胸裡】
胸のうち。心の中。胸中。「—に思いを秘める」
きょう‐り【鏡裏/鏡裡】
像の映る鏡の中。
きん‐り【禁裏/禁裡】
《みだりにその中に入ることを禁じる意から》 1 天皇の住居。皇居。禁中。御所。 2 天皇。禁裏様。
くう‐り【空裏/空裡】
そら。空中。「ただ漫然として—に飛揚する愛であった」〈漱石・明暗〉
くち‐うら【口裏/口占】
1 (口裏)言葉や話し方に隠されているもの。また、その人の心の中がうかがえるような、言葉や話し方。「その—から大体のところはわかる」 2 (口占)人の言葉を聞いて吉凶を占うこと。「源氏追討の宣命...
くも‐の‐うら【雲の裏】
雲の裏のほう。人の目につかない所のたとえ。「禅師の大徳、—、海の外にも聞こえて」〈読・雨月・青頭巾〉
く‐り【庫裏/庫裡】
1 寺院で、食事を調える建物。庫院(くいん)。 2 住職やその家族の住む場所。