あ‐ゆ・う【足結ふ】
[動ハ四]旅行や労働などの際、行動しやすいように、袴(はかま)の裾をひもでくくり結ぶ。「湯種(ゆだね)まくあらきの小田を求めむと—・ひ出で濡れぬこの川の瀬に」〈万・一一一〇〉
アロハ‐シャツ【aloha shirt】
はでな模様の半袖のオープンシャツ。裾を出して着る。《季 夏》
アンフォラ‐パンツ【amphora pants】
アンフォラのように、ウエストと裾は細身で、太ももからひざ回りにかけてふくらんだシルエットのパンツ。
アンブレラ‐スカート【umbrella skirt】
傘を開いたようなシルエットのスカートのこと。ウエストを絞り、裾(すそ)にフレアを出してボリュームをもたせた裾広がりのラインを特徴とする。
いいづな‐やま【飯縄山/飯綱山】
長野県北部にある火山。標高1917メートル。頂上にある飯綱神社は修験道と関係が深い。裾野(すその)は飯縄高原。
いいの‐やま【飯野山】
香川県中央北部にある山。坂出(さかいで)・丸亀市境に位置し、円錐形の山容から讃岐(さぬき)富士ともいう。標高422メートル。讃岐平野西部に突出した独立峰のため、四方から眺められる。山頂からの展望...
いだし‐あこめ【出衵】
「出衣(いだしぎぬ)1」に同じ。「直衣(なほし)の長やかにめでたき裾より、青き打ちたる—して」〈宇治拾遺・一一〉
いだし‐ぎぬ【出衣】
1 直衣(のうし)または衣冠姿で、美しく仕立てた内着の衵(あこめ)の裾先を袍(ほう)の襴(らん)の下からのぞかせること。出衵(いだしあこめ)。出袿(いだしうちき)。出褄(いだしづま)。 2 寝殿...
いだし‐ぐるま【出車】
盛儀の出行の際の装飾として、出衣(いだしぎぬ)を施した牛車(ぎっしゃ)。また、随行の女房の装束の裾を出衣とした牛車。「八省に立て続けたる—どもの袖口、色あひも、目馴れぬさまに」〈源・賢木〉
いちりん‐そう【一輪草】
キンポウゲ科の多年草。山裾の草地に生え、高さ20〜25センチ。葉は複葉で、小葉は羽状に深く裂けている。4月ごろ、花びら状の白い萼(がく)をもつ花を1個開く。一花草(いちげそう)。