おてんき‐し【御天気師】
詐欺師の一。偽金などを路上に落としておき、通行人と二人で発見したように見せかけ、配分しようなどと口実を作ってその通行人の金品とすり替えて逃げ去るもの。晴天の日にするところからいう。
か【仮〔假〕】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]かり [学習漢字]5年 〈カ〉 1 本物・本式ではなく一時的な間に合わせ。一時的な見せかけ。「仮称・仮性・仮説・仮題・仮定・仮名・仮面」 2 一時的に。「仮寓(...
かい‐あがり【買(い)上がり】
特定の銘柄について、現在の株価よりも高値で大量の買い注文を出すことにより、株価が上昇しているように見せかけること。金融商品取引法で禁止されている相場操縦行為とみなされるおそれがある。→売り崩し2
かいあがり‐かいつけ【買(い)上がり買(い)付け】
金融商品取引法で禁止されている変動操作の手法の一つ。高値の買い注文を大量に出して株価を引き上げ、取引が活発に行われているように見せかけて、他の投資家がさらに高値で買い注文を出すように誘い込むこと。
かえ‐だま【替(え)玉】
1 本人だと偽って別人を使うこと。また、その人。「—受験」 2 本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。 3 ラーメン屋で、残したスープにお代わりとして入れる麺のこと。「—無料サービス」
かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹など...
かくう‐とりひき【架空取引】
取引の実体がないにもかかわらず、取引を行ったように見せかけるもの。これにより、不正に売上を計上したり資金繰りを行ったりする。→架空循環取引 →循環取引 →融通手形
かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】
関係のない建物を利用し、そこの関係者のように見せかけて相手を信用させ、金品を受け取ると相手を待たせておき、自分は建物の裏口などから逃げる手口の詐欺。
かざり‐いづつ【飾り井筒】
庭園に趣を添えるために、井筒のみを置いて井戸のように見せかけたもの。飾り井戸。
か‐そう【仮装】
[名](スル) 1 仮に他のものの姿をすること。それらしく見せかけること。「其(その)強硬な態度の何処かに何時でも—に近い弱点があるのを」〈漱石・道草〉 2 (1から)特に、余興や催し物などで扮...