かそう‐ばいばい【仮装売買】
株式等に関して、売買の意思がないにもかかわらず、第三者に誤解を与える目的で、同一銘柄の売りと買いの注文を同時に出す行為。取引が活発に行われているように見せかけて他の投資家を誘い込み、株価の吊り上...
かぶせ‐もの【被せ物】
1 覆いかぶせるもの。 2 表面だけを覆い繕って本物のように見せかけたもの。特に、鍍金(めっき)をしたもの。
から‐げいき【空景気】
《「からけいき」とも》表面だけは景気がよさそうに見えること。また、無理に景気がよさそうに見せかけること。「—をつける」
から‐げんき【空元気】
うわべだけ元気よく見せること。また、見せかけの元気。「—を出す」
から‐こざね【唐小札】
鎧(よろい)の小札で、1枚ごとに上へ打ち出し、漆の盛り上げに見せかけたもの。
から‐ぜい【空贅】
見せかけだけのぜいたく。「—吐いて急ぎける」〈浄・油地獄〉
かん‐ばん【看板】
1 ㋐商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。 ㋑劇場・映画館などで、出し物・俳優名などを書いて入り口に掲げる板。 2 世間に信用のある...
かんばん‐だおれ【看板倒れ】
見せかけだけで、内容がそれに伴わないこと。「計画が大きすぎて—になる」
がく‐めん【額面】
1 公債・社債などの券面。 2 「額面金額」の略。「—を割る」 3 書画の掛け額。また、その表面。 4 (比喩的に)外から見えるかたち。特に、内実とは違う見せかけ。「彼の賛辞は—通りには受け取れない」
き‐べん【詭弁/詭辯】
1 道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ。「—を弄(ろう)する」 2 《sophism》論理学で、外見・形式をもっともらしく見せかけた虚偽の論法。 [補説]1は「奇弁」、2...