しん‐がん【心眼】
物事の真実の姿を見抜く、鋭い心の働き。心の目。しんげん。「—を開く」
しん‐きょう【秦鏡】
《「西京雑記」にある、秦の始皇帝が、人の心の善悪や病気の有無を照らして見たという鏡から》人の心の善悪正邪を見抜く眼識。
しん‐てい【心底】
1 心の底。心の奥で思っていること。しんそこ。「—を見抜く」「—から憎む」 2 心臓の上部で、大血管が出入りする部分。主に左心房と右心房の一部からなる。→心尖(しんせん) [補説]2で、心臓は底...
せき‐がん【隻眼】
1 一つの目。片目。 2 ものを見抜く眼識。すぐれた識見。また、独自の見識。一隻眼。「我が—の爛々(らんらん)たる方万里を照らして」〈魯庵・社会百面相〉
せん‐けん【先見】
[名](スル)将来どうなるか、あらかじめ見抜くこと。「世界経済の動向を—する」
せんけん‐の‐めい【先見の明】
《「後漢書」楊彪伝から》事が起こる前にそれを見抜く見識。先見の識(しき)。
たくらみ【企み】
たくらむこと。くわだて。多く、よくない計画をいう。「—を見抜く」
ち【知】
[音]チ(呉)(漢) [訓]しる [学習漢字]2年 1 物事の本質をしる。対象を心に感じ取る。「知覚・知識・知命/感知・察知・周知・熟知・承知・認知・未知・予知」 2 しらせる。「下知(げじ・げ...
どう【洞】
[常用漢字] [音]ドウ(慣) トウ(漢) [訓]ほら 〈ドウ〉 1 筒形に抜け通る穴。ほらあな。「洞窟(どうくつ)・洞穴・洞門/空洞・風洞・鍾乳洞(しょうにゅうどう)」 2 奥深い場所。婦人...
どう‐かん【洞観】
[名](スル)見抜くこと。見通すこと。また、推理や思考によらず、直観で本質を悟ること。「ありのままな精神をすなおに—する事によって」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉