まち‐うけ【待(ち)受け】
1 待ち受けること。「検査を受くべき覚悟にて稍—の用意せり」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 「待ち受け画面」の略。
まもり‐づけ【守り付け】
昔、戦場で、死を覚悟した者がその氏名を記して髻(もとどり)につけた木札。
身(み)を捨(す)ててこそ浮(う)かぶ瀬(せ)もあれ
一身を犠牲にする覚悟で当たってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる。
身(み)を捨(す)・てる
1 一身を犠牲にする。「—・てる覚悟で事に当たる」 2 出家する。「—・てむも惜しかるまじき齢」〈源・若菜下〉 3 からだを投げ出す。ひれ伏すようにする。「—・てて額(ぬか)をつき」〈更級〉
めさ・れる【召される】
[動ラ下一][文]めさ・る[ラ下二] 《動詞「め(召)す」の未然形+受身の助動詞「れる」から》貴人や主君などに呼び出される。呼び出されて役目を与えられる。「朝廷に—・れる」
《動詞「め(召)...
メメント‐モリ【(ラテン)memento mori】
《なんじは死を覚悟せよの意》死の警告。特に、死の象徴としてのしゃれこうべ。人間の欠陥やあやまちを思い出させるものとして、ヨーロッパのルネサンス・バロック期の絵画のモチーフに用いられた。
もと‐より【元より/固より/素より】
[副] 1 初めから。以前から。もともと。「—失敗は覚悟の上だ」 2 言うまでもなく。もちろん。「子供は—大人も楽しめる映画」
やり‐とお・す【遣り通す】
[動サ五(四)]最後までやる。「始めたからには—・す覚悟だ」
やり‐ぬ・く【遣り抜く】
[動カ五(四)]最後までやりとおす。「どこまでも—・く覚悟」
よう‐あ【養痾】
長い病気の療養をすること。「—に事寄せ何も書かぬ覚悟にて」〈荷風・雨瀟瀟〉