てんもん‐どう【天文道】
天文・気象を観察し、その変異により吉凶を察知する術。律令制では、陰陽寮(おんようりょう)に天文博士が置かれ、天文の観察や異変の際の密奏をつかさどった。
でんかいイオン‐けんびきょう【電界イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いるイオン顕微鏡の一。1951年に米国のE=W=ミュラーが発明。鋭く尖った針状の試料を使い、その先端部分の原子配列を半球状のスクリーンに拡大投影し...
でんし‐かんぼう【電視観望】
天体望遠鏡の接眼部にデジタルカメラや専用のイメージセンサーを取り付け、パソコンやスマートホンのディスプレーに画像を表示して行う天体観察。一度に多人数による観察もできる。
でんし‐せんしょく【電子染色】
ある特定の生体組織や細胞の構造体を、電子顕微鏡で観察しやすくするために用いられる薬品。光学顕微鏡のための染色液と異なり、電子顕微鏡は色を識別できないため、電子線を散乱させるウランや鉛などの重金属...
とうかがたでんし‐けんびきょう【透過型電子顕微鏡】
電子顕微鏡の一。試料に電子線を照射し、透過した電子線を磁場で屈折する電子レンズを用いて拡大・結像させる。光学顕微鏡に比べ分解能が極めて高く、0.2ナノメートル程度。細胞やウイルス内部の微細構造の...
とうけい‐ちょうさ【統計調査】
集団の全域にわたる数量的諸性質を観察・分析するために行う調査。調査対象から、全数調査・標本調査(部分調査)・実態調査などに分類される。 [補説]総務省統計局が行うものに、国勢調査、事業所・企業統...
とう‐し【透視】
[名](スル) 1 すかして見ること。物を通して、向こう側にあるものを見ること。「心の中まで—するような目」 2 X線を用いて体内を観察・診断すること。蛍光板やX線テレビに像を映し出して行う。「...
とくはつせい‐そくわんしょう【特発性側湾症/特発性側彎症】
背骨が左右に湾曲する、原因不明の病気。思春期の女子に好発。運動療法などで経過観察し、進行する場合は装具を用いて治療する。
とり‐あわせ【鳥合わせ】
1 ⇒小鳥合わせ 2 探鳥会の締めくくりなどで、その日観察したり鳴き声を聞いたりした鳥の種類や数を、参加者同士で確認すること。
どうさ‐けんきゅう【動作研究】
労働者が行う作業を観察・記録・分析して無駄な動作を排除し、最も効率的な標準動作を定める研究。時間研究と不可分に結びつき、作業研究の重要な要素となっている。