セイバル【Ceibal】
グアテマラ北部、ペテン県南西部にあるマヤ文明の遺跡。サヤスチェの東約15キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて栄えた都市があった場所で、神殿や球戯場、天体観測に用いたと思われる建造物...
せいぶつ‐きせつ【生物季節】
生物の活動にみられる季節現象。開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めなど。→不時現象 →生物季節観測
せいぶつきせつ‐かんそく【生物季節観測】
気象庁が実施する観測の一。植物の開花日、動物の初見日・初鳴日などを記録し、季節の移り変わりやその年の天候の状況などをみるもの。全国で観測する規定種目と、その地域での指標となる選択種目とがある。昭...
せいみつじしんかんそく‐しつ【精密地震観測室】
長野市松代町にある気象庁の地震観測所。旧日本軍が大本営を同地に移転するために建設した地下坑道を利用して、昭和22年(1947)年より地震観測を開始。全世界の中規模以上の地震の精密な観測と通報を主...
せいめい
京都大学の岡山天文台に設置した天体望遠鏡の愛称。平成30年(2018)、国立天文台岡山観測所に隣接する岡山県浅口市・矢掛町に設置。東アジア最大の口径3.8メートルの光学赤外線望遠鏡で、急激に増光...
せかいきしょうかんし‐けいかく【世界気象監視計画】
世界気象機関(WMO)が中心になり、気象衛星を利用して全世界の気象状況を観測し、天気予報の精度を高めるほか、災害の予防、船舶・航空機の安全運航に役立てようという計画。1963年に開始。
せきがいせん‐てんもんがく【赤外線天文学】
天体が放射する赤外線を観測して、恒星・星雲・銀河などを研究する天文学の一分野。
せきがいせん‐ぼうえんきょう【赤外線望遠鏡】
天体が発する赤外線領域の電磁波を観測するため望遠鏡。波長が可視光に近い近赤外線および中赤外線の短波長側は地上の光学望遠鏡と同じ光学系で捉えられるため、近年は光学赤外線望遠鏡が利用される。中赤外線...
せき‐せつ【積雪】
降り積もった雪。気象観測では、観測所の周囲の地面の2分の1以上が雪でおおわれた状態をいう。「—30センチ」《季 冬》
せっ‐しょく【接食/接蝕】
月が恒星や惑星を隠す掩蔽の際、月の北端や南端の縁をかすめるように進む現象。恒星の明滅を詳細に観測することにより、月の周縁部の凹凸を調べることができる。