おうごん‐かずら【黄金葛】
サトイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は長楕円形でつやがあり、茎とともに黄金色の斑(ふ)が入っている。ソロモン諸島の原産で、日本に明治中期に渡来した観葉植物。ポトス。
カラテア【(ラテン)Calathea】
クズウコン科カラテア属の多年草の総称。熱帯アメリカに分布。観葉植物とし、高さ30〜70センチ。葉は細長く、表面に茶褐色や褐色の斑が入り、裏面は紫色や暗赤色。
くじゃく‐しだ【孔雀羊歯】
イノモトソウ科のシダ。葉は扇形に広がり、細かく裂けた裂片の前縁に胞子嚢(ほうしのう)群が並び、これを葉の縁が裏側に反り返るようにして包む。葉柄は黒褐色でつやがある。古くから観葉植物とされる。
くず‐うこん【葛鬱金】
クズウコン科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は長楕円形で柄が長い。花は小さく白色。熱帯アメリカの原産で、塊根をアロールートとよび、でんぷんをとる。日本には明治時代に渡来し、観葉植物とされる。
クロトン【croton】
トウダイグサ科の常緑低木。熱帯アジア原産の観葉植物。葉は長楕円形や線形で、色も白・黄・赤・紫などさまざま。変葉木(へんようぼく)。
グリーン‐インテリア
《(和)green+interior》住まいに飾る観葉植物をいう。室内装飾にマッチした一つの装飾品に見立てての呼び名。
コレウス【(ラテン)Coleus】
シソ科コレウス属の多年草の総称。アフリカ・アジアの熱帯地方に分布し、観葉植物として数種が栽培される。葉は対生する。秋、唇形の花を穂状につける。コリウス。にしきじそ。
サンセベリア【(ラテン)sansevieria】
キジカクシ科チトセラン属の多年草の総称。熱帯アフリカなどに分布、約60種が知られる。観葉植物として栽培。サンスベリア。
シェフレラ【(ラテン)Schefflera】
ウコギ科の常緑低木。観葉植物とする。葉は6〜11枚の小葉が丸く並ぶ。園芸ではカポックまたはホンコンカポックともよばれるが、本来カポックはパンヤの別名で、葉が似ることから混同したもの。
ちとせ‐らん【千歳蘭】
キジカクシ科の多年草。葉は剣状で厚く、長さ0.9〜1.2メートル、縁に黄色のふちどりや白色の縞模様のあるものもみられる。アフリカの原産で、観葉植物。サンセベリア。