はかり【計り/量り】
1 道具を用いて、物の長さ・量・重さなどをはかること。また、その結果。「—をごまかす」 2 目当て。めど。「いづこを—とも覚えざりければ、かへり入りて」〈伊勢・二一〉 3 限度。あるかぎり。…の...
はかり‐うり【量り売り】
[名](スル)客の求めるだけの分量をはかって売ること。「佃煮(つくだに)を—する」
はかり‐きり【量り切り】
分量を正確にはかって、それ以上の余分をつけないこと。
はかり‐こ・む【計り込む/量り込む】
[動マ五(四)]升・秤(はかり)などではかって容器に入れる。「一斗の米を…其拙なる者は九升七合に—・むことあり」〈福沢・学問のすゝめ〉
はかり‐し・る【計り知る】
[動ラ五(四)]おしはかる。推測する。多く、下に打消しの表現を伴って用いる。「—・ることのできない苦労」
はかり‐しれ◦ない【計り知れない】
[連語]おしはかることができない。想像できないほどである。「—◦ない恩」「その影響は—◦ないものがある」
計(はか)り無(な)・し
1 手立てがない。どうしようもない。「—・く便りなき学生」〈宇津保・祭の使〉 2 無量である。数えきれない。計りきれない。「一日の出家の功徳は—・きものなれば」〈源・夢浮橋〉 3 (「言うはかり...
はかり‐べり【量り減り】
[名](スル)ある分量のものを升・秤(はかり)で何度かに分けてはかっていくうちに、総量がはじめの全体の量目より少なくなること。