うた・う【訴ふ】
[動ハ下二]《「うったふ」の促音の無表記》うったえる。「病を神霊に—・ふるは」〈徒然・一七一〉
うたえ【訴へ】
「うったへ」の促音の無表記。「—を断ることに情(まこと)を得給ふ」〈武烈紀〉
うった・う【訴ふ】
[動ハ下二]「うったえる」の文語形。
うったえ【訴え】
1 訴えること。「—を起こす」 2 裁判などを申し立てること。ある者が他の者または行政庁を相手として、民事訴訟・行政事件訴訟を起こして特定の権利主張をし、その当否について裁判所の審判を求める申し...
うった・える【訴える】
[動ア下一][文]うった・ふ[ハ下二]《「うるた(訴)う」の音変化》 1 物事の善悪、正邪の判定を求めて裁判所などの機関に申し出る。申し立てる。告訴する。「警察に—・える」 2 有識者などに物事...
うるた・う【訴ふ】
[動ハ下二]「うったう」の古形。〈新撰字鏡〉
そ【訴】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]うったえる 1 裁きを求めるため上に申し出る。「訴訟・訴状・訴追・訴人/起訴・強訴(ごうそ)・告訴・讒訴(ざんそ)・直訴(じきそ)・勝訴・上訴・提訴・免訴」 ...
そ‐いん【訴因】
検察官が起訴状に記載して裁判所に審理を求める、具体的な犯罪事実の主張。
そ‐がん【訴願】
[名](スル) 1 うったえねがうこと。 2 違法または不当な行政処分につき、特定の行政庁に対してその再審査を請求すること。昭和37年(1962)行政不服審査法の制定により廃止。
そ‐きゅう【訴求】
[名](スル)広告や販売などで、消費者の購買意欲に働きかけること。「—対象」