きそく‐どうし【規則動詞】
ある一定の形で規則的に語尾が変化する動詞。例えば、日本語では変格活用に対して正格に活用する動詞。→不規則動詞
きびだいじんにっとうえことば【吉備大臣入唐絵詞】
鎌倉初期の絵巻物。もと2巻。上巻のみ現存。中国に渡った吉備真備が、唐の朝廷から出された多くの難問を、阿倍仲麻呂の霊の助けによって解いたという説話を描いたもの。
きふくがた‐けいようし【起伏型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のある形容詞。「あお↓い(青い)」「おおき↓い(大きい)」など。形容詞の多くはこれにあたる。
きふくがた‐どうし【起伏型動詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のある動詞。アクセント核は後ろから2番目の拍にある。「み↓る(見る)」「たべ↓る(食べる)」「あきらめ↓る(諦める)」など。その拍が長音や母音の場合、後ろ...
きめ‐ぜりふ【決め台詞】
演劇などで、最高潮に達したときや区切りの場面に決まって言う、気の利いたせりふ。
きょう‐ことば【京言葉/京詞】
京都の人の話す言葉。優美な言葉とされた。京都弁。
ぎもん‐し【疑問詞】
疑問文で疑問を表す語の総称。英語の疑問代名詞(who)・疑問副詞(when, why)など、ふつうインド‐ヨーロッパ語の文法で使われる用語。日本語では、代名詞の「なに・だれ・いつ・どこ」、数詞の...
ぎもん‐だいめいし【疑問代名詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む代名詞。英語のwho, what, whichなど。日本語では、不定称の代名詞の「なに」「どこ」「どれ」「だれ」「どなた」などをいうことがある。
ぎもん‐ふくし【疑問副詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む副詞。英語のwhen, whyなど。日本語では、「どう」「なぜ」など。
くち‐ことば【口言葉/口詞】
1 話し言葉。口頭語。「我々の—は省略が最も自由で」〈柳田・国語の将来〉 2 「言葉」を強調した言い方。「—たたかずと、早う連れていなっしゃれ」〈浄・女舞衣〉