ぎょうしょう【暁鐘】
土井晩翠の第2詩集。明治34年(1901)刊。
ぎょくだいしんえい【玉台新詠】
中国、六朝時代の詩集。10巻。梁(りょう)の簡文帝が徐陵に編纂させたもので、当時流行していた宮体詩とよばれる艶詩を中心に、漢から梁にかけての詩を収録。
ぎょふうししゅう【御風詩集】
相馬御風の詩集。明治41年(1908)刊。
ぎょりゅう【御柳】
《原題、(イタリア)Myricae》イタリアの詩人、パスコリの処女詩集。1891年、友人の結婚祝いとして制作された。増補改訂を経て、1903年に決定版を刊行。「ミリーチェ」ともいう。
くうげ【供花】
町田康の処女詩集。平成4年(1992)刊行。パンクバンド時代の歌詞と書き下ろしの詩をあわせた作品集。
くうちゅうのぐみ【空中の茱萸】
荒川洋治の詩集。平成11年(1999)刊行。第51回読売文学賞受賞。
くさのは【草の葉】
《原題Leaves of Grass》ホイットマンの詩集。1855年初刊。以後、増補・改筆。普遍的な人間性や民主主義の精神をうたう。
くさわかば【草わかば】
蒲原有明(かんばらありあけ)の新体詩集。明治35年(1902)刊行。作者の第1詩集。
くじゃくぶね【孔雀船】
伊良子清白の詩集。明治39年(1906)刊行。約200編の中から自身が厳選した18編が収録されており、明治詩壇の代表作の一つとされる。
くのうのしゅと【苦悩の首都】
《原題、(フランス)Capitale de la douleur》エリュアールの詩集。1926年刊。