けいけん‐かがく【経験科学】
経験的事実・現象を対象とし実証的な方法で研究する学問。自然科学や社会科学など。数学・形式論理学、また規範学のような学問に対する語。
けいざいてき‐ごうりせい【経済的合理性】
経済的な価値基準に沿って論理的に判断した場合に、利益があると考えられる性質・状態。
けいしき‐げんご【形式言語】
《formal language》自然言語を用いるには適していない記号論理学・コンピュータープログラミングなどのさまざまな面で活用するために、記号や式によって作られた人工言語。→自然言語
けいしき‐ろんりがく【形式論理学】
正しい思考の構造および過程を、思考の内容を捨象してもっぱらその形式・法則の面から取り扱う学問。一般に、アリストテレスに始まり中世を通じて演繹(えんえき)的論理学の体系としてまとめられた伝統的論理...
けい‐じ【繋辞】
《copula》論理学で、命題の主辞と賓辞とをつなぎ、両者の関係を言い表す言語的表現。「鯨は哺乳類である」の「である」の類。連語。連辞。
けいよう‐むじゅん【形容矛盾】
《(ラテン)contradictio in adjecto》論理学で、ある語をその語のもつ性質に矛盾する語で形容すること。「三角な円形」とか「ゴム製の鉄板」などがその例。
けっ‐かん【欠陥】
欠けて足りないこと。不備な点。「論理上の—を衝(つ)く」「—商品」
けつ‐ろん【結論】
[名](スル) 1 考えたり論じたりして最終的な判断をまとめること。また、その内容。「調査の—を出す」 2 論理学で、推論において前提から導き出された判断。終結。断案。⇔前提。
ケージェー‐ほう【KJ法】
《KJ method》文化人類学者の川喜田二郎が考案した発想法。ブレーンストーミングなどで思いついたことや調査で得られた情報などをカードに記すことから始め、類似のカードについてグループ分けとタイ...
げんご‐ぶんせき【言語分析】
分析哲学の方法の一。日常言語学派による日常言語の用法分析や論理実証主義による言語の論理分析などがある。