いせ‐こう【伊勢講】
伊勢参宮を目的とした講。旅費を積み立て、くじで代表を選んで交代で参詣した。太太神楽(だいだいかぐら)を奉納するので伊勢太太講(だいだいこう)ともいわれる。中世末より近世にかけて盛んに行われた。《...
いせ‐だいだいこう【伊勢太太講】
⇒伊勢講
いせものがたりしょうもんしょう【伊勢物語肖聞抄】
伊勢物語の注釈書。牡丹花肖柏著。文明9年(1477)成立。宗祇による講義を肖柏がまとめたもの。肖聞抄。
いち‐ざ【一座】
[名](スル) 1 同じ席・場所に座ること。また、それらの人。同席。「祝いの宴に—する」 2 同席の者全部。満座。「—の爆笑を買う」 3 芸能・歌舞伎など興行者の一団体。「—の花形」 4 説法・...
いちりゅうさい‐ていざん【一竜斎貞山】
[1799〜1855]講談師。初世。本名、中村貞之助。金城斎典山の門弟で、のちに大貞山と称された。伊達政宗と同じ独眼であったので、政宗の法名の貞山院殿によって、貞山と号した。得意とした出し物は「...
いっ‐さく【一策】
一つの計画、はかりごと。「—を講じる」「窮余の—」
いっしん‐たすけ【一心太助】
戯曲・浪花節(なにわぶし)・講談の主人公。江戸で魚屋を営み、江戸っ子かたぎの侠気に富んだ人物で、大久保彦左衛門の愛顧をうけたという。歌舞伎「名高手毬諷実録(なにたかしまりうたじつろく)」などに登...
いっ‐せき【一席】
1 1回の茶席や宴席。 2 演説・講談・落語などの、1回の話。「—弁ずる」「毎度ばかばかしい話を—伺います」 3 順位で第1番。第1位。「音楽コンクールで—になる」
いっぱん‐きょうしょ【一般教書】
米国大統領が、年頭に議会へ送る定例のメッセージ。内政・外交その他全般にわたる情勢を分析して政府の基本政策を説明し、議会が適切な手段を講じるよう勧告する。年頭教書。→特別教書
いっぽん‐ちょうし【一本調子】
[名・形動]《「いっぽんぢょうし」とも》調子が同じで、変化に乏しいこと。また、そのさま。単調。「—な歌」「—な講義」