ばん‐うたい【番謡】
一番の謡曲全部を素謡(すうたい)でうたうこと。
まち‐うたい【待(ち)謡】
能で、中入り後、後(のち)ジテの登場を待つ間にワキのうたう謡。形式は拍子に合う上歌(あげうた)。また、その詞章。
みん‐よう【民謡】
民衆の、労働・儀礼などの集団の場において自然に発生し、伝承されてきた歌謡。素朴な生活感情を反映し、地域性が強い。遊び歌・祝い歌・仕事歌・酒盛り歌・盆踊り歌などがある。広義には俗謡・新民謡なども含...
ムード‐かよう【ムード歌謡】
歌謡曲のジャンルの一。従来からの日本の大衆音楽に、ラテンやハワイアンの要素を取り入れた音楽。第二次大戦後に現れ、特に昭和30年代から40年代にかけて流行した。
よう【謡〔謠〕】
[常用漢字] [音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) [訓]うたい うたう うた 〈ヨウ〉 1 節をつけてうたう。また、流行歌。うた。「歌謡・俗謡・童謡・民謡・俚謡(りよう)」 2 能楽のうたい。「謡...
り‐よう【里謡/俚謡】
民間でうたわれている歌。民謡。
わざ‐うた【童謡/謡歌】
上代歌謡の一種。社会的、政治的な風刺や予言を裏に含んだ、作者不明のはやり歌。神が人、特に子供の口を借りて歌わせるものと考えられていた。