みょうしん‐じ【妙心寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の大本山。山号は、正法山。花園上皇が延元2=建武4年(1337)離宮を禅寺とし、関山慧玄を招いて開山とした。応仁の乱で焼失したが雪江宗深が再興。伽藍配置は近世禅宗...
む‐か【無価】
1 値をはかることができないほど貴重なこと。むげ。「何物にも替えがたい—の家宝」 2 代価を必要としないこと。ただであること。「襤褸(ぼろ)を高く売って新しい反物を—で貰(もら)いたがるような」...
む‐げ【無価】
仏語。値のつけられないほどの高い価値があること。貴重なこと。
めい‐しゅ【明珠】
透明で曇りのない玉。また、すぐれた人物、貴重な人物のたとえ。
めずらし・い【珍しい】
[形][文]めづら・し[シク]《動詞「愛(め)ず」から派生した語》 1 見聞きすることがまれである。普通とは違っていて目新しい。めったになくて貴重である。「—・い鳥を飼う」「—・く早起きする」「...
もうこしゅうらいえことば【蒙古襲来絵詞】
鎌倉後期の絵巻。2巻。奥書に永仁元年(1293)の年紀が残り、このころの作とされる。文永・弘安の役に参加した肥後の武士竹崎季長(たけざきすえなが)が、みずからの戦功を中心に描かせたもの。描写は正...
もくい【黙移】
相馬黒光による自伝的小説。昭和9年(1934)「婦人之友」誌に連載したものに、加筆・増補して昭和11年(1936)に刊行。女学校時代の思い出、「文学界」同人たちの回想、自身の結婚、新宿中村屋の創...
もっ‐かん【木簡】
文字などを書き記した木の札。古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ、日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地で発見されており、内容は役所間の連...
もんがい‐ふしゅつ【門外不出】
貴重な芸術品などで、めったに他人に見せたり貸したりせず秘蔵すること。また、その物。「—の古文書」
やす‐うり【安売り】
[名](スル) 1 普通より安い値段で売ること。「冬物を—する」 2 貴重なものとして扱うべきものを気軽に与えること。「親切の—」