しる‐の‐もち【汁の餅】
出産のとき、産婦の実家から贈る餅。乳がよく出るというので味噌汁にして食べる。力餅。
じさん‐ざい【持参財】
花嫁の父または親族が、花嫁あるいは花婿または花婿の親族に対して贈る財産。入り婿に持たせる財産をいうこともある。金銭の場合は持参金という。⇔婚資。
じゅつ【恤】
[音]ジュツ(慣) [訓]あわれむ 1 憂える。心配する。「憂恤」 2 あわれむ。困っている人に金品を贈る。「恤兵/救恤・賑恤(しんじゅつ)・仁恤・優恤」
せんば‐づる【千羽鶴】
1 折り鶴を数多く糸に通して連ねたもの。瑞鳥の鶴が千羽そろうのを吉として、社寺に奉納する風習があり、現在では慰安や病気見舞いなどに人に贈ることも多い。 2 多数の鶴を表した模様。 [補説]書名別...
せん‐べつ【餞別】
遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。はなむけ。「—を贈る」
そ‐しな【粗品】
粗末な品物。人に贈る品物や景品をへりくだっていう語。そひん。「—を進呈する」
そで‐の‐した【袖の下】
人目につかないように袖の下から贈る物。内密に贈る品物や金銭。そでした。わいろ。「—を使う」「—を握らせる」
ぞう‐い【贈位】
[名](スル)生前の功労をたたえて死後に位階を贈ること。また、その位階。
ぞう‐い【贈遺】
人に物品を贈ること。また、その物品。「包弁の人より、—の物を受けしことなし」〈中村訳・西国立志編〉
ぞう‐かん【贈官】
[名](スル)生前功績のあった人に、死後、朝廷から官職を贈ること。また、その官職。