ふきそ‐ふとう【不起訴不当】
検察審査会が議決する審査結果の一つ。検察官が公訴を提起しない処分(不起訴処分)を不当と認める場合、審査員の過半数をもって議決する。検察官は議決を参考にして再度捜査し、処分を決定する。→起訴相当 ...
ふし‐おき【臥し起き】
1 寝たり起きたりすること。おきふし。「苦しくのみあれば—も心やすくてこそ」〈宇津保・国譲下〉 2 毎日の生活。日常。「—は、ただ幼き人をもてあそびて」〈かげろふ・上〉
筆(ふで)を起(お)こ・す
書き始める。筆を下ろす。「どう—・すか、なかなか決まらない」
ふみ‐おこ・す【踏み起こす】
[動サ四] 1 地を踏んで鳥獣などを驚かす。狩りたてる。「朝狩に鹿猪(しし)—・し夕狩に鳥踏み立て」〈万・九二六〉 2 再興する。「中ごろ絶えたる足利の家—・す」〈浄・女夫池〉
ふり‐おこ・す【振(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 気力などを奮い立たせる。奮い起こす。「勇気を—・す」 2 勢いよく立てる。「ますらをの弓末(ゆずゑ)—・し射つる矢を後見む人は語り継ぐがね」〈万・三六四〉
ふるい‐おこ・す【奮い起(こ)す/振るい起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 (奮い起こす)はげまして気力を盛んにする。「勇気を—・す」 2 (振るい起こす)手段・方法などを尽くして、学術・産業などの勢いを盛んにする。「工業を—・す」
ふるい‐た・つ【奮い立つ/奮い起つ】
[動タ五(四)]気力が盛んになる。心が勇みたつ。「援軍の到着に—・つ」
ふん‐き【奮起】
[名](スル)ふるいたつこと。勇気・元気をふるい起こすこと。「大いに—して勉強する」
ぶそう‐ほうき【武装蜂起】
支配勢力に対して、被支配者が武装して反対行動を開始すること。
ぶり‐おこし【鰤起(こ)し】
12〜1月の、寒ブリ漁のころに鳴る雷。《季 冬》「茶畑の空はるかより—/竜太」