えっ‐けん【越権】
自分に属する権限をこえて事をなすこと。おっけん。「—行為」
おっ‐けん【越権】
⇒えっけん(越権)
えっけん‐だいり【越権代理】
代理人がその代理権の範囲をこえてなした法律行為。代理権踰越(ゆえつ)行為。→表見(ひょうけん)代理
えっさ‐かいきょう【越佐海峡】
⇒佐渡海峡
えっ‐しゅう【越州】
越前(えちぜん)・越中(えっちゅう)・越後(えちご)の総称。 中国浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)に置かれた、隋時代の州。
えっしゅう‐よう【越州窯】
中国、浙江省北部(古くは越)を中心に栄えた古青磁窯。後漢代に始まり、特に晩唐から五代にかけて秘色(ひそく)とよばれるすぐれた青磁を製したが、北宋代には衰退。
えっ‐すい【越水】
[名](スル)河川の水が堤防を越えてあふれ出すこと。「—破堤」 [補説]堤防のある箇所で起こるのを「越水」、堤防のない箇所で起こるのを「溢水(いっすい)」として区別することもある。
えっ‐そ【越俎】
《「荘子」逍遥遊の、料理人が仕事を怠けても、神官が俎(まないた)をうばって料理人の代わりをすることはないという故事から》自分の職分をこえて、他人の事にまで口出しや干渉をすること。
えっ‐そ【越訴】
[名](スル)「おっそ(越訴)」に同じ。
えっちゅう【越中】
旧国名。北陸道7か国の一。現在の富山県にあたる。越(こし)の国を天武天皇の時代に3分して成立。古称、こしのみちのなか。 「越中褌(ふんどし)」の略。